生活スタイルに溶け込んだダイエットを

主人のダイエットで困ったことがありました。結婚して5~6年ほどたったころ、若い頃と比べて10キロほど太ってしまったので、ダイエットを始めることにしたのですが、晩酌をやめたり、甘い物を控えたり、糖質制限ダイエットをしてみたりといろいろ試しても、全く体重が落ちなかったのです。唯一体重の数値が減ったのが、断食道場に行ったときくらいで、さすがに「食べない」という短期集中ダイエットは続かないだろうということで、効果的なダイエット方法に悩んでしまいました。

いろいろ書籍を読んで勉強したり、品川区のラジオ波に行っていくうちに、ふと思い至りました。体重が落ちればいいのか? ということです。インフルエンザにかかったり、断食したりすれば確かに数キロは体重が減少しますが、すぐにリバウンドしてしまいますし、急激に体重を落とすと体調が悪くなり何もできません。自然で生活スタイルに合った、また、年齢に相応しいやり方が長続きすると思いました。そこでまず、食事をとるとき(特に朝食)によく考えるようにしました。いま、本当に食べたいかということと、腹八分でやめているかということです。普段生活していると以外に「時間だから」とか「おいしくてやめられない」という理由で食べたくないのに食べていることは多いと思います。自分の体の声に真摯に耳を傾けるということです。それから、適度な運動を取り入れることにしました。ある程度筋肉がないと脂肪を燃焼できないので、運動は必要だと思います。

普通に生活しているのに太ってしまうという人は、ダイエットもなるべく特別なことにしないほうがいいと思います。できるだけ日々の生活スタイルにムリなく溶け込んだ手法を細かく取り入れて、その生活を一生続けていくつもりで取り組むことをお勧めします。